今回は新築での施主支給についてです。
節約したい施主やこだわりの品がある施主にとって「施主支給できるかどうか」は大事なポイントです。
我が家の施主支給品や、施主支給OKだったものNGだったものについて書きます。
施主支給するには
打ち合わせをしていて、三井ホーム側から「施主支給しますか?」と尋ねられることはあまりないように思います。
「ケチって思われるかなぁ」「言い出しにくいな」「迷惑かな」など思いますが、思い切って聞いてみるのがいいと思います。
契約前に「〇〇は施主支給したい」であったり、「〇〇は自分で用意しても良いですか?」と聞いておくと契約後により柔軟に対応していただける可能性が高いと思います。
メリット・デメリット
メリット
費用が節約できる
例えばシーリングライトで電気屋さんやネットで売っているものは、そちらで購入した方が圧倒的に安いです。
例えば我が家の和室に取り付けしているダイコーDCL41093ですが、三井ホームの見積もりだと28000円ですが、楽天市場だと13,600円です。なんと14,400円もの差があります。
三井ホームで取り扱っていないものを採用できる
三井ホームで取り扱っているものはメーカーが限られています。「どうしてもこのメーカーのこれ!!」というのがある方は自分で購入して準備する必要があります。
デメリット
手間がかかる
施主支給品は基本的に引き渡し後にしか取り付けることができません。ですから照明やカーテンを施主支給する場合には自分で引き渡し後にせっせとつけないといけません。引き渡し後はすることがたくさんあって忙しいので時間と体力に余裕がある方にしかオススメできないと思います。
引き渡しまでに置き場所が必要
施主支給する商品は購入後から設置するまでの間、施主が保管しておく必要があります。思ったよりも場所を取ることもありますし、その商品を現場まで運ぶ必要があるので、保管場所・現場まで運ぶ手段がない方はおすすめできません。
保証がない場合がある
三井ホームで購入した場合には、保証がつく商品があります。例えば照明は数年間の保証がついていますが、ネットで購入した場合には保証がない場合もあります。照明がすぐに壊れた、切れたということもありますので、特に高額な商品を購入する際には注意が必要です。
営業さんに聞いたOKとNG
よくそんなものまで聞いたなと思われそうですが、私の聞いた範囲の話です。営業の方やその店舗ごとに異なるとは思います。
我が家でOKだったからといって、三井ホーム全体でその製品が施主支給がOKというわけではありませんのでご注意ください!!
支給OK・NGの基準は?
建物の保証に関わる部分(例えば水回り)やZEHの申請(消費電力を申請するため)に関わる部分はNG。それ以外の部分は聞いた限りではOKでした。
施主支給OKだったもの
①カーテン・・・取り付けは引き渡し後にしかできない。採寸は事前にOK。レールは必ずしも三井ホームに頼む必要はなく、DIYか外部の業者にお願いして設置しても可。決めることが多くて思ったよりも手間がかかる。自分で採寸する場合にはサイズを間違えるリスクがある。我が家では、レールからカーテンまで外部の業者に見積もり依頼した場合でもあまり金額差がでなかった。手間のわりに節約にならない印象。
②照明・・・シーリングライトは簡単に取り付けできる上に汎用品であればネットで安く購入可能なのでおすすめ。それ以外のダウンライトや壁につけるタイプの照明は電気工事士による設置が必要なので施主支給不可。
我が家の照明に関する記事はこちら↓
③可動棚のレールと棚をDIYでつけること・・・我が家では可動棚が多く、そのレールと棚の費用を合わせると結構な金額になったのでDIYを検討したが、費用対効果を考えて断念。実際に引き渡し後の多忙さを考えるとDIYを選択しなくてよかったと思う。
④クローゼットの棒や棚をDIYすること・・・③の可動棚と同じ理由で断念。
④ふすま・・・三井ホームの襖代金があまりに高いので支給できるか尋ねたところ一度は可能と回答があったけれど、なんとなくやめてほしそうだったので断念。
⑤畳・・・三井ホームの方が安価だったので支給せず。
⑥トイレや洗面所のタオル掛けなど・・・特にこだわりもなく節約効果もないので支給せず。こだわりのある場合にはいいかも。
施主支給NGだったもの
IHクッキングヒーター・・・ZEHの申請に関わるので支給NG
まとめ
私たちの場合には思ったよりも柔軟に施主支給をはじめとした減額のための節約の相談に乗ってくれました。節約のメリットはありますが、反面デメリットも結構大きく費用対効果が低いものが多い印象です。これから計画される方は参考にしてください。